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強迫

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ささいなことが気になって仕方のない状態です。汚れ(トイレやウイルスや家庭外の世界)が気になると長時間の手洗いや入浴をしたり、取り返しのつかない失敗の可能性(誰かにぶつかったのでは?鍵を閉め忘れたのでは?)が気になると何度も行ったり来たりして確認をしてしまいます。ご本人もそこまで気にする必然はないと思いつつも気になってしまうのです。

背景としては、自らの心の中に生じた受け入れがたい感情を排除して心をキレイに保っておきたい(完全にコントロールしたい)という心の潔癖主義があります。受け入れがたい感情とは攻撃的な衝動や性的な衝動であり、これらの衝動が思春期になってから顕在化するので思春期の入り口で症状が生じることが多くなります。

攻撃的というと破壊的なイメージを持たれるかもしれませんが、成長して脱皮するという行為も殻を破るわけですから一種の破壊です。性的衝動とも併せて思春期に生物学的に生じる衝動です。
そのような自らの衝動への理解によって軽減する場合もありますが、内省によっても手洗いや確認行為が軽減しない場合は行動療法をお勧めすることもあります。

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診療内容
児童・思春期精神科、心療内科
院 長
松谷 克彦
住 所
〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-4-8
第二福島ビル5階
最寄駅
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